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第60回全国医学生ゼミナール(医ゼミ)主管校の決定について

 医学連では、2016年12月26日に行われた中央執行委員会会議において、第60回全国医学生ゼミナール(60医ゼミ)の主管大学を宮崎大学にすることを正式に決定しました。医学連は開催県のみならず、全国の医学生の学びたいという要求を実現するために、医ゼミの主催団体のひとつとして責任を持って60医ゼミ開催を支えていきます。


1. 宮崎大学の学生の状況

 昨年8月に行われた第59回全国医学生ゼミナールin群馬の閉会式にて「来年の第60回医ゼミを宮崎大学で行いたい」という声が宮崎県から参加した複数の学生の中から挙がりました。宮崎大学では「ぢどっこ」という医療系サークルがあり、さまざまなテーマで学びと交流を深めています。ぢどっこでは、夏から59群馬医ゼミの振り返り学習のみならず、「医学教育学」「社会的孤立」「地域医療」「認知症ケアコミュニティ」「医師の過労死」について継続して学習を行いました。昨年12月にポスト医ゼミin宮崎が開催される際は、ぢどっこの学生のみならず、ひまわりキャンプ、FMIG、MMCといった、宮崎大学医学部の全医療系サークルが合流し、企画準備や広報を広く行っていました。この企画では、県外・遠方の参加者や宮崎県内の初参加者もおり、医ゼミを広めていく基盤になっています。また、ポスト医ゼミの企画準備を通じて、自主ゼミ活動の基盤が宮崎県内に生まれ、現在も学習の輪は広がっています。


2. 決定となる要素

 医ゼミの開催地は、全国の医学生の要求、開催校となる大学の客観的な条件などを考慮し全国の大学の状況を最もよくつかむことのできる全日本医学生自治会連合(医学連)が責任を持って決定しています。開催校となる大学の客観的な条件として「①自治会の主管(学生の合意)、②現地実行委員会の担い手の力量、③大学側の協力」の3つの観点があり、これをもとに「旭川、弘前、東京、千葉、群馬、山梨、信州、大阪、名古屋、愛媛、山口、宮崎、鹿児島」の13立候補大学から選びました。

 医ゼミを開催校の自治会が主管することは、広範の学生の合意として開催に至っていることを大学などに対して示せるということです。全員加盟制で、一人ひとりの考えの違いを前提とした要求の集約をする機能を自治会が持っており、現地の医学生の声をより広く集めることが可能になれば、医学生全体の要求実現活動と医ゼミの発展につながります。宮崎大学では「宮崎大学医学部学生会(以下、学生会)」があり、規約に基づいて活動しており、学生の総意を集約する機関として機能しています。昨年の執行部会議では、学生会が60医ゼミを主管することの議題が承認され、広く医ゼミの企画に関する要求を全校アンケートによって集めていく行動提起がありました。また、59群馬医ゼミに参加し、60医ゼミを宮崎県で行いたいという要求を持った学生の合流を学生会が積極的に行ったことで、これまでの学内の学習環境・生活環境による働きかけのみならず、学生が自主的に学び交流する取り組みを行うことに対しても、学生会が要求の窓口として存在することの認識が高まっています。このような宮崎大学学生会と医学連が協力して医ゼミを開催することで、より多くの医学生がより良い学びの機会を得られるようにするだけでなく、単なるサークル活動ではない、医学生全体の「学びたい」という思いを集約した学術交流企画の運営が可能になると判断しました。また、開催地で現地実行委員会を担う学生の力量も1. 宮崎大学の学生の状況で述べたような活動があり学生の力量は充分にあると判断しました。医ゼミ本番はその大学の医ゼミに参加する会のメンバーだけでは開催できません。会議や宿舎などの施設面、開催のための費用を集めるなどの金銭面、参加者を増やすための宣伝を大々的に行うといった広報の面などで、様々な分野の方々の協力が必要です。その第一歩として昨年12月の行われた医学部長・学生会との懇談では、現地の学生の主体的な学習活動(ポスト医ゼミin宮崎)や学生会の主管に関する経緯、医ゼミ全校アンケートを紹介し、医学部長の応援をいただくことが叶いました。学部長の親書やメッセージを受けられれば、地域の病院、医師会、開業医の方々など、多方面からの援助も受けやすくなると考えました。


3. 60医ゼミに向けて

 医ゼミはここ数年東日本にて開催されることが多かった背景がありますが、昨年6月に九州ブロックでプレ医ゼミが開催されたことを境に、宮崎県はもちろんのこと、多くの九州内の学生が広く企画運営に関わり、九州内での医ゼミを広めていく基盤が出来上がりました。また、その前後で社会情勢として全国から注目を集めた熊本地震に関する学習も九州全体で行っており、被災された九州の国民・患者さんからの要請に即した学習や不安解消となる行動提起が継続的に行える可能性も九州ブロックで医ゼミを開催する意味として大きいと確信しています。24年ぶりの九州ブロックでの医ゼミ開催が、今まで自主ゼミや学生自治が根付いていなかった大学の発展になることを期待し、広範な学生の参加を呼び掛けていきます。

 また、宮崎大学の他にも開催校となる大学の客観的な条件を満たす大学もありました。これらの大学が1つではなく、複数校存在することに医ゼミや医学連の今後の発展が期待できると感じるとともに、これらの大学との関係を密にしていき、61医ゼミ開催に向けて、運動を統一していきたいと考えています。

 医ゼミはこれまで59回の歴史の中で、思想や信条の違いを超えて多くの医療系学生が意見を出し合い、さまざまな思いの詰まった企画として発展してきました。これに加えて、前述した60回目の医ゼミの大きな役割を達成するために、「医ゼミを作りたい」と考えている学生と、学生の総意を確認する基盤のある宮崎大学でぜひ医ゼミを作り上げていきたいと考え、決定に至りました。

 より多くの医療系学生の思いの集約の場となれるように、医ゼミ本番やその関連企画への、学生の皆様のご参加を心よりお待ちしています。



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